カードにエンボス加工を行う際のポイント

カードにはサインパネルや箔押しなど、印刷後に様々な追加加工を施すことができます。
その中でも比較的多くのご依頼をいただくのが「エンボス加工」です。
実はこのエンボス加工、よく見かける非常に一般的なものではありますが、加工を行う際には少し注意すべきポイントがあります。
今回はこのポイントについてご紹介したいと思います。

□エンボスナンバー加工

カード表面にエンボス加工でナンバリングを行います。
キャッシュカードや会員カードなどで見かけることも多いため、比較的オーソドックスな加工です。
ご注文の際には桁数、始まりと終わりの番号(例:001~100まで など)をご指定いただきます。

□可変エンボス加工

ナンバリング加工は番号を1~100のように順番に印字するものですが、この可変エンボス加工は「任意の文字列」を印字するためのものです。
カード一枚一枚、印字する文字列が変わるため、ご入稿データの他に文字列のリストをExcelまたはcsv形式でご用意いただく必要がある点がエンボスナンバー加工との大きな違いです。

□ピッチについて

これが最もエンボス加工時にご注意いただきたい点。
エンボス加工はあらかじめ「文字の大きさ」「加工できる位置」が定められています。
弊社ではこれを「ピッチ」と呼んでおり、7ピッチと10ピッチの2種類に対応しています。
加工する位置はこのピッチに準じて決められているため、版下データを作成する際にはこちらを意識したデザインが重要となります。
エンボス加工用のひな形もご用意していますので、こちらもぜひご活用ください。


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