販売促進に、広告に、支払いに、グッズになどなどその用途はもはや無限大と言っても過言ではないカード。
我々がさも当然のように「カード」と呼称しているこの印刷物についてふと意識を向けて見たとき、あるひとつの疑問が浮かび上がりました。
それは「カード」と呼ばれるこの物体の由来について。
現代社会においては非常に便利なことにインターネットというものがあり、調べたい文言を入力することでその文言について意味や由来について簡単に調べることができますが、そこはやはりカード。
なかなか一筋縄では行かず、検索結果に現れたのはクレジットカードやキャッシュカードといった金融商品を紹介するのものばかり。
そんな広告や情報の集積からかろうじて得ることができたものとしては、カードはその本来の意味は「紙」であり、さらにその語源はポルトガル語の「carta」であるということ。
ここでひとつあることに気づきます。
このポルトガル語の「carta」。
そのまま日本語読みしてみると「カルタ」と読めます。
まさか、と思いさらに検索を進めてみると(本当に便利な世の中です)、やはりお正月の遊びなどでお馴染みのあの「かるた」もこれが語源になっているようです。
かるたも言わばカードのようなもの。
その符合に気がついたとき何か大きな発見をしたような気分にさせられましたが、さらに調べを進めたところ、今まで筆者も知らなかった多くの情報に出会えました。
カード工房でも取り扱っている「カルテ」やレストランのメニューで見かける「アラカルト」の「カルト」も<メニュー表=紙>ということで紙そのものを示しているそうです。
もちろん諸説あるかとは思いますが、知っておいて損はないカードに関するトリビアでした。