常連客にもうってつけ!ショップカードの可能性について

お店の宣伝にうってつけなショップカード。
ロゴや住所、連絡先などを印刷し、それを不特定多数の人に受け取ってもらうことで非常に幅広い層に対しての訴求が可能であり、また、紙製であれば比較的安価に作成することができるため、広告としての効果は抜群です。

とある日のこと。
某沖縄料理店で舌鼓を打ち、とても満足した気持ちでお会計を済ませたところ、レジ前にそのお店のショップカードが置かれていました。

このお店自体は過去に何度も利用したことがあり、正直筆者としては充分にこのお店のことを知っているつもりであったため、「今更カードはもらう必要ないか」という思いが一瞬よぎりましたが、そこは職業柄といったところでしょうか。
やはり気になって手に取ってみたところ、他の地域にも系列店舗があるということをそのショップカードで初めて知り、しかもそのお店は普段利用しているこのお店とはやや異なるコンセプトを打ち出しているとのこと。
さらに予約するにあたってはカードに印刷されているQRコードを読み取ることによって簡単に予約フォームにアクセスができ、これまでは某予約サイト経由で予約を行なっていましたが、ちゃんとそのお店専用の予約フォームが整備されていたことをこのショップカードにおいて初めて知ることになったのでした。

これまではショップカードといえば、初めて来たお店でなんとなくもらって帰るもの、といったイメージが強かったのですが、今回、新たな気づきをこのカードから得ることができました。
この業界に籍をおいて久しいものの、まだまだ広告の世界は奥が深いなぁと良い刺激をもらえました。
皆様も身近にあるモノに目を向けてみていただくと新たな発見に出会えるかもしれませんね。