カード加工の大定番 エンボス加工の注意点について

カード工房でご用意しているものとして、その多彩な商品ラインナップのほかにも『後加工サービス』といったものがあります。
印刷済みのカードにさらなる機能、付加価値をつけるためのこちらの後加工ですが、それぞれに特徴や注意点があります。
今回はその中でもやや注意点があるエンボス加工について取り上げてみたいと思います。

エンボス加工はカードを盛り上げる形の刻印を施す加工であり、キャッシュカードやクレジットカードでよく見られるため、もはや説明不要とも言えるものです。
かなり定番の加工のひとつではありますが、必ずしも自由にエンボス加工を行えるわけではありません。
というのも、エンボスの文字サイズとして7ピッチ、10ピッチの2タイプがあり、そこからさらに細かいレイアウト設定があらかじめ決められています。

デザインを作成するにあたってはこの「ピッチ」を意識することが必要であり、エンボス加工を行う部分を考慮してデザインを当てこむことが重要です。
また、エンボスに用いる文字は数字やアルファベット、一部の記号といったものがありますが、それぞれ書体は決められているため、お好みのものを指定することはできません。

カード工房WEBサイト内にてご用意しているひな形ではこのエンボス加工用のテンプレートもご用意しており、デザイン作成時にはそのテンプレートをご利用いただくことでエンボス加工を施す箇所のアタリをつけることが可能です。
これら注意点を考慮することで、安心してカード制作を行うことができますので、その点はご安心下さい。
難しい場合でも弊社デザイナーが微調整も可能ですので、お気軽にお申し付けください。