カードの存在価値について

カードというものは実に奥深いものであり、ノベルティとしてはもちろんのこと、トレーディングカードやカードゲームなど様々な用途で親しまれております。
特にカードゲームに関していえばポケモンカードに代表されるようにそれ一枚で何百万円、何千万円という価値を持つものまで出てきている状況です。
そんな無限の可能性を秘めたカード。
例に挙げたカードゲームは少々極端なケースになってしまうかもしれませんが、ノベルティ用のカードについても案外その価値が見出せるのかもしれません。

これはひとつの例ですが、長い歴史を誇る百貨店の場合でいえば、今から数十年も前に作成されたカード、この場合でいえば名刺代わりとなるショップカードに該当するものも資料的価値の面から高値で取り扱われている場合があります。
もちろん紙製なので状態に左右される部分は大いにあるかとは思いますが、現在ではあまり見られないようなデザイン性からも一部では高値で取引されているとか。

これに限らず、カードはそのサイズ感からコレクションにも向いているといっても過言ではありません。
収納性に特化したサイズはもちろんのこと、コスト面においても大量生産に適していることから、量産されているうちは手に入りやすいこともあり自然、コレクションの対象ともなりやすいのではないでしょうか。

今回取り上げたケースは少々極端なものではありますが、世はSNS全盛期。
何がきっかけになるのかは誰にも想像がつきません。
たかがカード、されどカード。
その一枚一枚に渾身の想いやデザインを込めるのが最も最適解なのかもしれないと改めて思うのでした。