前回、自分の持っている「診察券」についてどのような種類があるかをこちらのコラムでご紹介しましたが、このことが筆者にとっても改めてお財布の中を整理するきっかけになったり、また、カードにおけるニーズの研究にもつながるなど、思わぬメリットがありました。
そこで、引き続き懲りずに筆者の手元にあるカードについて、どんな仕様のものが多いのかをご紹介したいと思います。
今回はお店などに置いてある「ショップカード」について。
□素材について
ショップカードに使用される素材はそのほとんどが紙製であるように思います。
ショップカードはお店の広告として使用するため、ありとあらゆるターゲットに対して配られる言わば「バラマキ用途」としての側面が強く、プラスチック製の場合、紙製に比べて一枚あたりの単価も高いため、製造コストに見合わないということから紙製が選ばれやすい傾向にあるのではないでしょうか。
会員カードは傷みにくいプラスチック製、消耗品ともいえるバラマキ用のカードは紙製といった棲み分けがなされていると感じます。
□印刷について
素材は低コストな紙製である一方で印刷には少し凝ったものが多いような印象です。
特に多いのが凸版印刷。
一般的な印刷物に用いられるオフセット印刷と比べて、仕上がりについてもどこか温かみがあり、特別感や清潔感が表現できることもあって、お店の雰囲気を伝えるにはうってつけなのかもしれません。
箔押し印刷もまた、高級感や清潔感を演出するにあたっては非常に効果的な印刷方法と言えます。
□紙の種類について
これらショップカードはどれも比較的シンプルなデザインが多い傾向にあります。
そのデザインを生かすため、紙にはこだわりが感じられます。
ざらっとふわっとした質感が特徴であるクッション紙、温かみのある色味が特徴のクラフト紙など、シンプルなデザインには光沢の無い紙が選ばれやすいようです。
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お店の顔とも言えるショップカードについても弊社でもちろん取り扱っております。
デザインや用紙からご相談を承ることもできますので、初めての方も安心してお問合せください!