ショップカードに印刷する内容について

前回はショップカードの可能性について、筆者の実体験に基づいてご紹介いたしました。
今回はその続編的な内容をお送りしたいと思います。

突然ですが、ショップカードに印刷する情報としてはどのようなものをイメージされますか?
おそらくお店の名前、連絡先、住所といったものが挙げられるかと思います。
もちろんこれらは非常に重要であり、カード工房でショップカードを作成されるお客様の大半はこれらの内容を印刷する場合がほとんどではありますが、そこは無限の可能性を誇るカード。
必ずしもこれだけが正解というわけではありません。

とある焼肉店でのこと。
充実したコース内容であるにも関わらず、非常にリーズナブルな価格が魅力的であり、筆者も家族で月に一度は足を運んでいるお店なのですが、そこで見かけたショップカードには一風変わった案内がされていました。
それは「来月からコース内容と価格が変わる」というもの。
確かに店内に掲示するだけでなく、多くの人の手に渡るであろうカードであれば物理的にも伝わりやすく、SNSでの告知も相まってさらに拡散されていくことは想像に難しくありません。
「ショップカードはお店のプロフィールを記載するもの」という筆者の凝り固まった常識がここでも塗り替えられた瞬間でした。

ショップカードは、特に紙製ともなると手軽に作成できるという点が大きな魅力ではありますが、費用が発生することには変わりないことから「せっかくなら効果的なものを作りたい!」というご意見も非常に多いかと思います。
筆者においてもデザインを作るにあたっては常識にとらわれない柔軟な発想や固定観念を取り払うことも重要なことであると改めて考えさせられるきっかけとなりました。
これからもアンテナを張り巡らせてこの場でフィードバックしていければと思います。

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