QRコードの可能性について

「カード」というものは非常に奥が深いものであり、あれほど小さな紙片(あるいはプラスチック)であるにも関わらず、印刷された内容に応じて、非常に多岐にわたる用途が生まれます。
それはゲーム、広告、お買い物、お金の管理、会員証、身分証といった証明書類、鍵などなど・・・もはや無限にあるといっても過言ではありません。

突然ではありますが、そんな中で筆者が個人的にカードの使い方で関心を覚えたこととして、「QRコードの活用」があります。
何をいまさら、というご意見もあるかとは思いますが、いまや販促活動や連絡先の交換などにおいて、最も主流となっているQRコード。
コードに入れ込む情報や使い方次第でさまざまな用途に活用できるため、ある意味カードのデザインや素材といった部分よりもさらに重要な要素の一つになってきているのではないかと感じています。

最近とある人気ゲームのシリーズ最新作を購入したのですが、特典として店頭で数枚のカードをもらうことができました。
一枚は初回特典のカードゲーム、もう一枚はというとQRコードをスキャンすることで限定コンテンツが体験できるというものでした。
このゲームそれ自体が世界的人気を誇るキャラクターコンテンツ。
誰しもがそのQRコードをスキャンしたくなることは想像に難くありません。

これはあくまで直近で自分が体験したケースではありますが、今回取り上げたこちらの例のように、QRコードを活用した販促活動は技術の進歩(例えばカードにスマホをかざすと絵が動き出すARなど)もあり、これまで以上に苛烈なものになっていくのではないかと感じています。

これからカードはどのような進化を遂げていくのか、引き続き見守っていきたいと思います。